栗林55

佐々木、イン、マイマインの栗林55のレビュー・感想・評価

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)
3.6
【生きづまった僕が思い出した、高校時代の親友佐々木との再会】
「佐々木!佐々木!佐々木!佐々木!」


アマプラ滑り込み🏄‍♂️

青春もの(特に邦画)は自分には合わないことが多いんで、僕の中のMs.イイシキ・センザに、観るんを楽しみにしてる気持ちを悟られないように、敢えて期待値をだいぶ下げながら観ました😅

けど…

これは…

沁みたわ…


ただ、先に言っちゃうと、途中からは若干盛り下がったかな😐
期待値下げてたら、前半は軽〜く超えてきて、
後半に期待値上がったら、それは超えなかったかな〜って感じ🙇‍♂️

大体、"期待値"って言葉自体あんま好きじゃないのに…すいません🙇‍♂️



仕事もプライベートも上手くいかないゆうじの人生が縦軸となり、そこに高校生時代に仲の良かった友達、佐々木との思い出が横軸となって交差し、ずっと止まっていたゆうじの人生は佐々木と共にゆっくりと動き出し…

マイマインって何や?と思ったら
in my mindなのね😅気付かんかった笑


想像とはちょっと違った🧐
想像してたんは、<クラスに一人はいるムードメーカーの、本当の顔>って感じ
それこそ前半はこの感じが強くて、痺れましたね😊後半は、縦軸であるゆうじにフォーカスが戻ってきます。今考えたらそりゃそうなんやけど💦

<そこまで詳細は描かんから汲み取ってちょうだい>って感じのアート系作品な雰囲気もあったかな😌✨🎨
や、このタイプ、好きですよ〜


印象に残るシーンが沢山✨✨

佐々木が久々に登校してきたときの、ゆうじ、多田、木村に対してブチギレたところ。
彼ら(というか、佐々木役の細川岳)の演技がとにかく凄まじく、ストーリーの中でここがピークで最高に良かった😌震えたなぁ~~

苗村さんの
「………友達」
の間とかも、凄いなぁ〜〜😲👏


「佐々木は案外口硬い」的なことをゆうじが言ってたけど、ほんなら佐々木とゆうじの絆を感じさせてくれるシーンがもうちょっと鮮明にあっても良かったかなぁ🤔

何のためかわからんシーンも色々あったけど、そういうのも全部ひっくるめて、良かった‼︎…
と言いたいところなんですが、今回は単純に分からんかったところもチラホラ😅💦

最後の最後に映った佐々木の顔…
ジャケット写真がこんなシーンのとこやったなんて‼︎‼︎と衝撃🫢🫢

カオスな感動のラスト…
個人的には何故かあんまハマらなかったけど…
良いシーンでしたよね😌



今作は、
<風呂敷が広がって、色んなところが繋がって、主人公の脳ニューロンが最終的にシナプス爆発系>
やと思うんですね。

これ系はむしろ好きやと思うんですけど…
最近、あからさま展開やったり、自分で先の展開に気づいちゃったりすると…
スーン😑て観てしまうんですよね…うーん…
好きなはずなんやけどなぁ…

最後、ゆうじが、思い立って元カノに駆けつけて想いを吐露するけど…
なーーんか、うーーーん😕



佐々木の描写はめちゃくちゃ良かった😊😊
散らかった家には、普段佐々木以外に誰も帰ってこない。
たまに父親が帰ってくると、佐々木は父の様子をすごく気にする。
父と楽しく過ごしたい佐々木は、ぎこちなく父親に話しかける。そんな佐々木に、特に感じることもなくそっけなく応える父親。それでも遊べて嬉しい佐々木。
こういうバックグラウンドがありながら、クラスで佐々木を演る佐々木。
たまらなく心がムズムズした🥺

こういう作品を観るたび、なんて自分は恵まれているんやといつも感じる。あまり言葉に出来ないアート系です(レビューを逃げたわけじゃな……💦)。凄く良かった😊

いや〜、細川岳さんが圧倒的でした😊



全体的に、長回しワンカットの撮り方が多めなのは、良かったですねぇ👍目線が途切れることなく、臨場感溢れます😳

そして、ドラムがBGMでちょくちょく流れてきて、血圧ドクドク💥感情を一気に昂らせてきたのもイイね‼︎👍


邦画も良いですね😊


今週はあんまり皆さんのレビュー追えないかもです🥺🙏
Kuririn in your mind. I love you ‼︎
栗林55

栗林55