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佐々木、イン、マイマインのsalmondaisukiのネタバレレビュー・内容・結末

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2024-21

くれなずめ感強かった。デビューして浅いかっこいいバンドだからちょっと背伸びしてすきだっておもうバンドがたまたま同じで、「え、あなたもこの人たちすき…?」みたいなのにカラオケで気づくような恋したい。ちょっと派生させちゃった。
ナンパにならないようにと、なんとかちゃんがいるカラオケの部屋に入ってから、連絡先聞くのはナンパだから、とかそういうの好きだな。ただあなたが私の好きな曲ばかり歌っているから一緒に歌いたいと思ってしまいました、いいですか?ってかわいいな。

ユウジが、佐々木にあの時コールしてたらって車で言い出した時、それを止めて、友達が「誰も悪くないんだよ」ってゆっくり言ったののゆっくりさが印象的だった。
正しいみたいな顔して変化を恐れているのは私の方だという元恋人。
ガスコンロでたばこに直接火をつけるユウジ。
台所の換気扇の下で一緒にたばこを吸ったこと、起きたばかりの彼女に「今日はどんな世界だった?」と夢を尋ねるユウジ。俺もあの家を出ていく、思い出が染み付いているから的なことを言うユウジ。友だちの子どもを抱いて、その子どもが泣きじゃくって、その子を抱きかかえ続けながら涙が止まらなくなるユウジ。どんな気持ちだったのか想像しきれないというか言葉にしきれないのに何だか共感?できる感じもあった。
いろんなユウジが象徴的だった、それぞれの画がすごく残ってる。

佐々木役が適任すぎる顔、声、風貌だったな。すごい