白波

必殺! 恐竜神父の白波のネタバレレビュー・内容・結末

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

プライム。ビデオ鑑賞
悪を撃つと心に決めた竜の戦士の物語。
タイトルからしてB級感たっぷり、ずっと楽しみに取っておいて先日ついに観ました。
「デタラメ忍者にアーメンダブツ!」日本人スタッフも呼応したような天才的素晴らしいキャッチでした。
始まって冒頭の事故の映像。「VFX:炎上する車」の演出はいきなりすぎで心がついて来ませんでした。
両親を亡くした傷心の旅に出たかと思えば、舞台はいきなり中国へ。
その中国の地で追われる少女から託されたオーパーツ。
そうして神父は竜の戦士へ。
悪の組織は中国人、だけど忍者。そして稽古してるのは空手。
何故か英語と中国語で会話が成立している。
神父のボディはトレーニングによる賜物。しかもそのほとんどが自重という不思議。唯一の器具はベルのみ。
短い尺なのにベッドシーンもあり。
しかも、翌朝には彼女は只者でない戦闘スキルを持っている事が発覚。
そんな彼女が戦いの後討たれた際には、ちゃんと別れを見守ってくれる忍者達。それどころか一緒に涙してくれてる。
でも竜の戦士はそんな事お構いなし。
そして迎えた終盤、やっと姿が露わになる竜の戦士。
分かってはいたが恐竜が本当に酷い。もう布切れ。
ラストの戦いには必殺恐竜拳が炸裂。
生首はもちろん雑なマネキン。しかも似てないどころのレベルでは無い。
久しぶりに間違いなしのZ級に出会えました。
そして戦いの後、竜の戦士達はまた旅立つ…最善を尽くす為。

何だか今回感想というか箇条書きになってしまい、ネタバレ扱いにしました。
でもそれぐらい、毎シーン毎シーン強烈だったんですね。
嘘でなく一人でも多くの人に観てほしい。
そして一緒に語り合いたい作品でした。
白波

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