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グッバイ、レーニン!のmovikanのレビュー・感想・評価

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)
3.6
舞台は80年代末のドイツ。主人公は姉と母の3人暮らし。心臓発作で昏睡状態に陥った母が目覚めたのはベルリンの壁崩壊後!!
ショックを与えたら次は死んでしまうと医師に脅された息子は、社会主義者の母が東西ドイツが統一していることを知ればショック死してしまうと懸念し、必死に社会主義が続いているよう装うコメディ。
息子だけじゃなく、姉や姉の旦那、恋人、近所の人たち、元同僚、教え子たちなど色んな人の協力で東西分裂が続いていることを装う様子が面白いし、感心してしまった!
特に主人公の同僚!
母親に見せるニュースを自作するという奇行にめっちゃ協力してくれる笑
なんていい奴。
東西統合後の文化の移り変わりもよく描かれていて、面白かった。
お母さんへの真実の伝え方も満点だったと思う。
なかなか良い作品でした!
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