ぴのき

グッバイ、レーニン!のぴのきのレビュー・感想・評価

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)
4.3
社会主義的思想を持つアレックスのお母さんが、昏睡状態から生還し、ドイツ再統一後初めて外に出るシーンが一番印象的。

全く変わってしまった(元)東ドイツの姿を受け止めることが出来ないお母さんの混乱した心境と今まで色んな細工をしてお母さんを家に閉じ込めてきたアレックスが焦ってお母さんを探すシーンが緊張感のある音楽とスロー再生されていて見てるこっちもハラハラする内容になっていた。

ドイツの激動の時代とそれに翻弄される家族の姿が印象的な作品で面白かった。
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