clydebarrow

逃げた女のclydebarrowのレビュー・感想・評価

逃げた女(2019年製作の映画)
2.5
ワン・カメ、長回し。ズームぐらいしか動きがないので退屈だけれど、観る者が自分もその場にいて秘密の会話を聞いているような気分になることが狙いなのか。
主人公が訪ねる女性たちは、彼女と会わなかった時間と自分の人生を語る。
性別に関係なく、ある年齢になると人は、自分が選びとらなかった人生について思いを巡らせる。そんなことが主題なのかな。
いわゆるアート系の映画なのだと思うが、観る人を選ぶ作品。ベルリン映画祭、最近その方向性がよくわからない。
clydebarrow

clydebarrow