このレビューはネタバレを含みます
夫婦仲がうまくいかず子どもに辛くあたる親、宗教を信奉し価値観を押し付ける親、ヒステリックに喚き散らす教師、子どもを恐喝する怖そうなおやじなど、ヤバい大人大集合!
新興宗教の訪問勧誘、目ががんびらきの女の人と一歩後ろで微笑む担当のペア。思想が偏っている様子が伝わる黄金比。こういうのを見た時、当人たちはどんな感想を抱くのだろうか。
特別なことを描いているわけではなくて、正常と思われる世界の半歩外側は、実はこんなに狂っているんだと知らしめているような。
毒親いやだなぁっていうそういうあれですよね。親は親でつらいことたくさんなわけだけど、こどもつらいなぁ。こどもの悲しみを描いていて、実は大人への啓蒙なんではないかなど。
タイトルとの整合性はよくわからなかったけど、早生まれのつらさみたいなものだろうか。
幼少期、建売の新築で暮らしてみたかったなぁ