魚座どうしの作品情報・感想・評価

魚座どうし2020年製作の映画)

上映日:2020年02月21日

製作国:

上映時間:30分

4.0

あらすじ

「魚座どうし」に投稿された感想・評価

mappii

mappiiの感想・評価

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直接的な接点は全くないのに、“周りの大人に振り回される”っていう接点だけで進んでいく、悲しい気持ちになる2人の話。

女の子、最初顔写った時、普通に高校生やと思ってました。めっちゃ大人っぽい。

子どもが大人、増してや親に気を遣うほどしんどくて、気持ちの吐き出しようがないことってないよなぁ。
反抗期に入りかけようとも反抗すらできない。
小学生の時は、親が信頼の全てってことが多いから、余計に親の言うことは信じてしまうし、何も言い返せないのよね。
大人って本当に身勝手だな。たとえ、子どもがいたとしても。

『あみこ』よりもこっちの方が好みだった。
どっちも、思春期の初めから真っ只中にかけての心の核心をついてたような面白い作品だったけど。
lily

lilyの感想・評価

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教室の四角さ
彼女が飛び出した枠の先。

終わりが見えてきた頃の、教室のシーン。餌やり係の2人、先生、優等生(?)の女の子、あの構図すごく好きだった。
『あみこ』とガラッと雰囲気変わった

独特なカット割りと音楽は変わらないけど、内容はシリアスじゃない?
映像が面白いからずっと見ていたい。
PFFの配信で見たけど、全然乗れなかった。
自己表現として映画を撮ってる領域からさっさと抜けろよ。ジーザスファック。
ラスト数分。いい邂逅。ただし、そこにいたるまでの過程については、丁寧さより乱暴さ、必ずしも悪い意味ではなく、ふてぶてしい語りのようなものを感じた。正直、人物の描き方にはかなり悪意があると思う。「あみこ」と連続して観て思ったが、山中監督は大人の顔を隠す。やや逆説的にその匿名性は、あたかも観光地の顔ハメ看板のように、見る側が裁かれる可能性を強調する。観客の勝手な外部化を許さない。端的に怒りが伝わる。しかし、その怒りがどこから来るのか、僕にはまだよく分からない。
3786

3786の感想・評価

3.1
とても「あみこ」とは同じ監督の映画とは思えないほど真面目なテーマに真剣に向き合っているように見えた。今の時代にあれだけ行動力のある小学生がいるか聞かれたら、いないと答えるだろう。しかしこれは映画で、だからこそ小動物の死や人間の怒りの根源を痛感できるんだろう。
ぴょん

ぴょんの感想・評価

3.7
2020 (46)

↪︎不安定な家庭で母親の顔色を伺いながら生活する2人に自分の小学生時代と重なる部分があったりと、随所に生々しさが散りばめられていた

小学4年生は大人に言われるがまま振り回されるのと意思を持って行動できるようになるののちょうど狭間な気がする
茅

茅の感想・評価

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大阪のおっさんみたいな感想だけど、「ロックンロールしとるわ」。ほんま…。
m

mの感想・評価

4.7
機能不全に陥っている家庭で育つ子供達の心象風景を、禁欲的かつ躍動的に描く。その独特のトーンに惹かれる。
終盤の端折り方や先生の過剰なヒステリックさ、2人の邂逅の無説明な唐突さは乱暴過ぎるとも思うが、リアルさとはまた違う所を狙っている作品なのでそれもまあアリか。

とにかく移動ショットの数々が見事にキマッていて痺れる。カメラワーク・レンズ選択・ピン送りといったカメラ側のテクニックだけでなく、人物の動線設計・カメラワークとの連動という演出面も含めて。

「21世紀の女の子」の時とはまた全く違う作風を打ち出してきた山中瑶子監督、才能がある。
PFFオンライン上映会で観ました。
母も一人の人間であることの怖さだけ覚えてますね、、
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