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マッドネス 闇に潜む者のTMのレビュー・感想・評価

マッドネス 闇に潜む者(2017年製作の映画)
2.0
廃棄された発電所には、かつて産み出していた光はなく、今は闇と怪物だけが在る。

三人の男がやってきたのは人里離れた場所にある廃発電所。
探索を続ける中、顔を覆うガスマスクをつけた不審な男と遭遇した三人は、発電所の地下へと逃げ込んでしまう。

正体不明でバールのようなものを持った男に追いかけられるという、定番のやつ。まあ、やや武器が弱いかなー、バールのようなものがメインで、銃も刃物も出ません。
ていうか、そもそもこの三人はなんでこんなとこ来てん……って、思いながら見てたら、実はそれが伏線だったのには驚いた。
ぶっちゃけ、もう何にも設定とかなく、ただマスク男に追われる映画だと思ってたので……。(ごめん)

舞台は落書きだらけのたぶんリアル廃墟。
登場人物はモブ含めても10人いないし、ほぼおっさん。
真っ暗闇の設定の地下が舞台にしては、たまにやたらと明るい。(撮影が昼だったのか?)
などと、とにかくそこかしこに低予算が隠しきれない超B級ホラー。

おっさん三人が逃げ惑うのを見るのはあんまり楽しくなかったので、せめてかわいい女の子でもいたらよかったのになー。
一応、筋を通すようにストーリーは考えてられてるので、まだ見られる。
ただ、演出がいまいちなので、肝心の追われる緊張感と迫力には乏しい。
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