クリムゾンキング

アンガー 閉鎖区域のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

アンガー 閉鎖区域(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

大学の単位のために天体観察に来たウェイ系学生五人組は禁区地域に足を踏み入れ案の定ドイヒーな目に遭う。

ジャケットにあるような「かかってこいやお前ら!」と言った「派手な」モンスターアクションではない。

前半50分までほぼ平坦、軍の地下壕を見つけるくだりとかまあいいんだけど中をあんまり散策しないで出てきてしまうのは残念。
そこでうっかり科学者を殺してしまうんだけど、あの科学者は本当に40年も地下に埋もれてたの?
よく干からびなかったなぁ!

色々安いんだけど、変なエフェクトとか演出とか入れないで安いなりに見られるものを作ろうという感じが伝わってきてなんだかんだ見られてしまう。
というか真面目くんが軍の人体実験のことを話そうとした瞬間ノーモーションで襲ってきた時はちょっとビビった。
あとなにも繋がってないリード持ちながら「この山には、怪物が追ってのぅ、、、」っていう謎のおっさんのちょっと不気味で良かった。

家族を失って実験に志願した兵士と現在編を交互に描いてるから下手な説明でくどくどするより良かった。

最後は記憶が蘇って、主人公側の女性と娘を重ね合わせて助けるために敵もろとも死んで行くのはちょっと男泣きのシーンかもしれない。あの兵士にとっては本望だったのかも。

とか綺麗に終わるはずもなく、広大な軍の敷地だからまだまだ逃げられませーん!という突き放し感もなかなか好き。

面白くはないんだけど、つまらないかと言われるとそういうわけでもなく、ちゃんと予算あったらもっと面白くなったんじゃない?という作品だった。

俺は嫌いじゃない笑笑