びびし

マシニストのびびしのネタバレレビュー・内容・結末

マシニスト(2004年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

クリスチャンベイルが単に痩せ過ぎたのならまだ分かるが「30キロ痩せてこい!」って言われたのなら問題のある映画だと思う、実際そこまでやるほどの内容では無いと思うが、心配で話が入ってこないレベル、

死体を捨てるシーンから始まるので掴みは良かったんだが大して重要でも無かったのは頂けない、話も何処から何処までが妄想だったのか?メモは誰が書いたのか、水漏れとは何だったのか、流石に現実では冷蔵庫あんな血まみれにはなってないだろうし、

所どころに伏線が散りばめられていて(特にお化け屋敷)終盤に事実が判明していく様はとても良かった、分かれ道はちゃんと地獄を選んでるし、

事実が分かった時に絶望的に悲しい結末なのでそれまでの主人公の現実逃避に納得する、子供が持病があって倒れただけとか、別の人間が事故を起こしただけとか、しかし何処かで自分の犯した罪に苛まされていたのだろう、忘れようとする自分と思い出させようとする自分との葛藤が素晴らしかった、

ジェニファージェイソンリー扮する娼婦がただただ優しい人でそこに救われた(主人公は最低な事をするが...)
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