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アメリカン・プリズナーのtheocatsのレビュー・感想・評価

アメリカン・プリズナー(2019年製作の映画)
3.6
死刑囚との直接対話で変わりゆく博士の心理

プロット的にそれほど珍しいものではないかもしれないし、いかにも低予算B級映画なのは歴然。
しかし、漂う安っぽさの中にも作り手側の真摯さが伺われ、多少冗長気味ではあっても最後まで充分見させてくれる作品だった

強硬的な死刑存続論者には響かないだろうが、知性的心情的に引っ掛かりを感じている者には琴線をかき鳴らす要素が見いだせるかもしれない。

012202
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