「一心不乱に、ただ前を見据えて」
filmarksオンライン試写会にて視聴。
目の前の壁をひたすらにのぼる小寺さんを中心にして物語が進んでいく。
物語の起伏は決して大きくないんだけど、だからこそ良い。
クライミングのシーンは静けさがあって、すごく格好良い。
工藤遥の存在感、素朴感が良かった。
小寺さんが工藤遥になったことで、良い映画になったのかなと思う。
これから出る作品も観たいなと感じさせる演技だった。
伊藤健太郎も高校生役がよく似合う。
役の割に鈴木仁は格好良過ぎる気がしたけど笑
途中「寂しいんじゃない」って部分で
なんか不自然に飛んだ気がした。オンラインだったからかな？
雑念を解き放って、ただ純粋に一つのことに向かいたくなる。
こういう静けさを与えてくれるような邦画はいいなって思う。
