Tatsukiさんの映画レビュー・感想・評価

Tatsuki

Tatsuki

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

「紅だあぁぁぁぁあー」

野木さん脚本ということで鑑賞。
終始クスクス笑える面白い要素がいっぱい。

紅ちゃんと聴いたことなかったかもだけど、長い前奏からの綾野剛のあの歌声笑
楽しい気分でずっと観れた
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.3

「泣くな、笑え」

だいぶ前にドラマを観たことが
あったので視聴。
ドラマの内容ほとんど忘れてしまったが、
主人公御子の背景が分かってよかった。

映画は全体を通して、不思議なテイスト。
他殺や自殺か
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

「覇権をとる、憧れを越える」

「作品をつくる」ということに対する
熱量がこもっている。
その熱にあてられて興奮が冷めない。

主人公も、ライバルの王子監督も
作品の出来のために何も惜しまない。
作中
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「僕だってあの時と同じようなことを
繰り返したくはない。」

ガリレオの映画シリーズ3作目。
映画館での鑑賞は初めて。

役者陣の演技が圧巻で、
恐怖感、ドキドキ感は凄かった。
また、テンポもよく冒頭
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

「家族って??」

父と2人で過ごしてきた陽の、新しい家族ができることに対する
言葉にならない戸惑いが丁寧に描かれていた。

後半の陽と陸の、それぞれが互いの素直な気持ちを掬い上げていくのも面白い。
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.4

阪急電車を舞台に交差する
多様な人の苦い思い。

映画の最初の方はステレオタイプな
嫌な人が多すぎたが、
徐々に集中して観られた。

中谷美紀が小学生の女の子を
自分と重ね合わせて、
認めるシーンが特
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余命10年(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

余命10年。
長いのか短いのかよく分からない、
って台詞があった。

何かを諦めるには十分な短さだけど、
何もかも諦めて、
何もせず生きるには長すぎる。

今10年しか生きられないって
なったらどうす
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「先生、私の隣に座っていただけませんか?」

filmarks試写会にて鑑賞。
タイトル設定が秀逸。

不倫しているのか、していないのか?
これは現実なのか、漫画なのか?
境界が不透明な感じがみていて
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

"Let's make it happen."

仕事を引退し、妻に先立たれたベンが
ジュールズ率いるアパレルECの会社にシニアインターンとして参加、
全く新しいことに挑戦する物語。

ロバート・デ・
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「お客さまは皆仮面を被っている。」

俳優陣が豪華。
配役では誰が犯人か分からない。

山岸と新田の職業倫理の高さ。
新田は少し血気盛んすぎるけど。

序盤は少し細切れ過ぎる印象を受けたが、
終盤にか
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

「あの時、あの人に出逢えてよかった」

原作が好きでずっと観たかった映画。

オムニバス形式の原作をもとに
佐藤と紗季の関係を軸に再構成されてる。

三浦春馬と多部未華子の最強カップル。
特に三浦春馬
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

"You get their focus, you can take whatever you want."

どこまでが演技でどこまでが本心なのか
最後までさっぱりわからない。

ニッキー役のウィル
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「映画は過去と未来を繋いでくれる。
 私も私の映画を未来に繋ぎたい。」

タイムトラベル要素あり、恋愛要素あり、ギャグ要素あり、時代劇要素ありの青春映画。ライトいっぱいのデコチャリに乗った田舎ヤンキー
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

「漫画って正しいことは正しい、
間違ってることは間違ってるって
マジに言えるジャンルじゃないですか」

映画の終わりがなかなか分からず、
最後まで楽しめる映画。

創作においては、
自分にない要素は描
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「現実と空想、過去と現在の混沌」

終始不安定な映画。
主人公の困惑が画面を通して伝わり、
自分自身頭がおかしくなりそうだった。

認知、記憶と現実が乖離した際の
自分自身の寄りかかるものかない不安定
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.0

「人を信じる心が世界を救う」

池袋humaxシネマズで鑑賞。
メッセージがシンプルでthe王道。

疑心暗鬼になりがちな世の中、
「まず、自分が周りの人を信じる!」
という普遍的かつ本質的なことを訴
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なかなかの気味悪さ。

意味深な雛鳥の様子から開始される。

カップルがファミリー向けの家に
閉じ込められ、見知らぬ赤ちゃんを
育てる事を強いられる。
しかもその赤ちゃんが異常で
人間とは思えない。
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

5.0

「やっぱり普通って大変なんだね。」
「そうだよ、普通も大変なんだよ。」

試写会にて鑑賞。
普通が分からない2人の
普通と恋をめぐる物語。

成田凌と清原果耶の掛け合いが終始面白い

どことなくドラマ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

「輝く高校生活を一夜で取り戻す!」

高校卒業前夜版ハングオーバーって印象。
アメリカでは
結婚式前夜とか卒業式前夜とか
重大イベントの前夜はハメを外して、
やばい事態に陥るものらしい😇

高校生活ず
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

「常に今が一番楽しい」

filmarks試写会で鑑賞。
松浦亜弥をきっかけにハロプロへとハマっていく剱とその仲間達の物語。

他の人の目を全く気にせず、
自分の好きなものへ全力。
彼らにとってまさし
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「心を、燃やせ」

アニメを最近観た勢いで鑑賞。

序盤の下弦の鬼との対戦、
炭治郎の躊躇ない心持ちには恐れ入った。

けれど、観賞後の印象は
全て後半に持ってかれた。

煉獄杏寿郎の生き様、
消える
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.1

「一生懸命やったけど、しょうがない」

のぼる小寺さんと2本連続で鑑賞。

野球場の映画なのに、
全編スタンドしか映らない。
しかも主な舞台はスタンドの端の端。
主な人物みんな応援にやる気なし。
そん
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.9

「見てもないのに決めつけるな」

filmarksの試写会で鑑賞。
真っ直ぐで王道なストーリー。
この映画に携わる人達の熱量が伝わる映画だった。

意志を貫く、夢を追い続ける、周りに潰されそうになりな
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罪の声(2020年製作の映画)

4.7

観るのきついなー、
っていうのがすぐの感想笑。

何も知らないまま子供の頃に
犯罪に関わった星野源演じる曽根俊也。
その事実を知った瞬間の周りの世界全てが崩れ落ちたはずだ。

やるせなさを感じる現実、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.8

伏線、人間ドラマ、社会問題の風刺。
あらゆる楽しみ方ができる映画だった。

詳しく話すとネタバレになってしまうが、確かに何度も観たくなる。
同時に途中でどのような映像なのか分からなくもなるなって感じ笑
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トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

3.2

オンライン試写会で視聴。

「ティファニーで朝食を」の作者、
トルーマン・カポーティの
ドキュメンタリー。

不勉強で、トルーマンの事を
この映画の視聴まで知らなかった。

人と違う生き方を貫き、
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.0

「ファンタジー世界で本音を語る」

まず、ゲーム映像が綺麗。
ファイナルファンタジーやったこと
ないけど、とてもやりたくなった。

オンラインゲームを通じて、
正体を隠しての父親との交流。
父の本音、
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mellow(2020年製作の映画)

4.3

「人に想いを寄せる」

ビラとかから想定してたものからは、
凄く良い意味で裏切られた。

花屋の夏目に関わる人間たちの恋模様で
物語が進んでいく。
一人一人の想いの形はバラエティに富んでいて、立場も様
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