きー坊

のぼる小寺さんのきー坊のネタバレレビュー・内容・結末

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2020年178本目。伊藤健太郎くん出演作ということで見たいと思っていたところ、オンライン試写会の機会をいただけたので鑑賞📽🙇‍♀️

ボルダリングに没頭するクライミング部の小寺さん(工藤遥)に触発され、小寺さんの周りのクラスメイト達がそれぞれに成長していく姿を描いた青春映画。

【感想】
1.ひたむきさに出会う瞬間
近藤(伊藤健太郎)、ありか(小野花梨)、梨乃(吉川愛)それぞれが小寺さんに惹きつけられる瞬間の空気感が好きだった☺️あれは、各々が小寺さんのひたむきさに触れた瞬間だったのかも🧐
個人的には、ありかが小寺さんに惹きつけられる瞬間の空気感には、どこか懐かしさを感じた。夢中になってる人見てると、一挙手一投足が気になって視線を外せないし、カメラに収めたくなるのも分かる気がする🙂

2.真面目に物事に取り組む人を嘲る風潮
学生時代って、必ず物事に真摯に向き合っている人を揶揄う場面って1回は直面する。私はそんな人との対峙に打ち克てなかった側だったので、後半の何事にも真面目に取り組む近藤が格好良く見えた😳たぶん小寺さんなら、そんな事は物ともせずに、自分の好きなことに没頭するんだろうな🧐

3.夢中を支える言葉
小寺さんの先輩・津田(田中偉登)の『自分はこれ以上出来ないってくらい挑戦していれば、みんな必ず言ってくれる「ガンバ!」って』ってセリフめちゃくちゃ良い!終盤のクライミングシーンで、みんなが息を呑むように見守って、自然と出てくる「ガンバ!」には心が震えた👏👏👏

個人的に、ありかには1番親近感持てた😌あと、何かに夢中で取り組んでいる人って本当格好いいと、小寺さんを見て思った🤓

高校生たちの真っ直ぐな姿が眩く、瑞々しさを感じさせる素敵な青春映画だった🎬
きー坊

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