このレビューはネタバレを含みます
爽やかで、特別ひどい子が出てこない、
清々しい作品でした。
原作漫画は未読だけども、
実写映画化としては、素晴らしいのでは。
派手さはないけど、大袈裟なこともせず、
丁寧にあの頃のモヤモヤ感と、
そこからちょっとだけ、のぼる気持ちに
なれる、素敵な物語。
ボルダリングは数回体験したことありますが、
翌日、全身筋肉痛に襲われました。
小寺さんが言うように、頭も疲れます。
久しぶりにやりたくなりました。
自覚はなくても、その姿を見て
たくさんの人の原動力になれるのって、
素晴らしいな。一生懸命はかっこいい。
サルの着ぐるみで校舎を駆け上がるシーンは、
痛快で可愛らしかったなあ。
身体能力えげつないな。見惚れます。
最後は、普通の女の子の一面も垣間見えて、
観てるこっちが照れちゃいます。
そのまま、キリンレモンのCMにしてくれ。
こういう映画を、素直に楽しめるとは。
大人になったな、我ながら。