けーはち

燃えよデブゴン/TOKYO MISSIONのけーはちのレビュー・感想・評価

3.2
腕はあるが運のない熱血刑事、婚約者にフられ閑職に追いやられ肥え太る。しかし彼は突然日本に容疑者を連れて行く重要な役割を与えられ……

ドニー・イェンが120キロのぽっちゃり刑事を演じる『燃えよデブゴン』リブート。着ぐるみ特殊メイクなので本当に太っているサモ・ハンほどには“動けるデブ”の動きにならず、彼自身もカッコいいセルフイメージをフッ切れておらずコメディ向きでもないのだが、本作全体を通して『ドラゴンへの道』など香港カンフー映画に対するオマージュと敬意に溢れ、また、過去のドニー作品のセルフパロディが盛り込まれており、その向きでは楽しめるかも。