明石です

スパイ・ハードの明石ですのレビュー・感想・評価

スパイ・ハード(1996年製作の映画)
4.6
最高に笑えるお馬鹿映画。「裸の銃を持つ男」シリーズのレスリー・ニールセン主演のスパイコメディ。ザッカー兄弟もジム・エイブラハムズも関わってないけれど、面白さは全く衰えてない。私的には「裸の銃を持つ男3」よりも好き。ゲラゲラ笑いながら見ました。

世界観が阿保らしすぎる上に、ハイスピードで繰り出されるギャグの数々につい笑わずにはいられない。相変わらず30秒に1回はボケてくるスタイル。チープな効果音の乱用もずるい...笑。とにかく全員がお馬鹿なことをとことん真顔でやってるから面白いのよ。

スパイが「侵入者用通路」を通って移動したり、尼僧が「奴らを神のもとへ送れ!」って叫びながらマシンガン連射したりと、とことんお馬鹿な笑いを求めてる人のツボを押さえてくれる。「娘は無事か?」「誘拐犯の車にはエアバッグがついてます」みたいに知性を感じる会話もレスリー・ニールセンのコメディだなあって感じがして好き。

とりあえず真面目にストーリーを語ったりするような映画ではないのでこの辺にしますが笑、最高に楽しい良質なコメディでした。

——好きな台詞——
「別に感謝しなくていい。セックスは2人でやるものなんだから。まあたまには3人や4人の時もあるけど」
明石です

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