前半では、彼女らが掲げる「ハッピーオーラ」というテーマのバックボーンにある、"ひらがなけやき"としての長い下積み期間と苦悩をありありと描いています。
後半では、日向坂46に改名してからのグループの大躍進と、それにより生まれる新しい壁にグループ一丸としてぶつかり乗り越えていく姿に密着しています。
すべてのメンバーの良いところを出せるよう苦労した、と言う監督の言葉通り、どのメンバーのファンでも納得できると思われます。
本作はアイドルのドキュメンタリー映画としても、ジュブナイル映画(青少年少女の成長譚)としても楽しめるもので、ファンであれば何度も泣かされてしまうこと請け合いです。
おすすめです。
