タカナリ

マジンガーZ対デビルマンのタカナリのレビュー・感想・評価

マジンガーZ対デビルマン(1973年製作の映画)
3.2
「マジンガーZ」と「デビルマン」のクロスオーバー作品。
ドクターヘルの機械獣とデーモン族の妖獣による総攻撃に、マジンガーZとデビルマンが協力して立ち向かいます。

「デビルマン」は放送が終了していて、「マジンガーZ」が放送しているタイミングで、「東映まんがまつり」の一編として公開になっています。話のベースはマジンガーで、デビルマンはゲスト扱いです。

どちらとも事前に見ていなくても大丈夫ではありますが、デビルマン側の情報がやや薄いです。デビルマンサイドの現状を説明するだけで、話の理解度は高まると思います。
だけど、どちらもヒーローものの作品で、善悪もハッキリしているので、すぐに物語に入り込めると思います。
私自身、デビルマンは原作を読んではいましたが、どちらもアニメは見たことありません。それでも理解出来る内容でした。
デビルマンってアニメだと内容明るいですね。

マジンガーZが放送中という事で、今後テレビで登場するジェットスクランダーが先駆けて登場します。この時代から先駆け登場ってあったんですね。今の特撮作品でも、映画での先出し登場は好きなので、これは熱くなりましたね。

あと、「マジンガーZ対デビルマン」というタイトルですか、マジンガーとデビルマンは対決しません。全く関係のない所でバイクレースするくらいです。
こういうのも今の特撮作品に受け継がれていますね。受け継いで良かったかは疑問ですが。ワクワクはしますね。

個人的には、デビルマンの活躍をもう少し見たかったですね。
出来ればデビルマンの新技を。