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マジンガーZ対デビルマンのmitakosamaのレビュー・感想・評価

マジンガーZ対デビルマン(1973年製作の映画)
3.0
初見は東京ファンタスティック映画祭。たぶん98年。真ゲッターOVA発売を記念した永井豪・石川賢オールナイト。
OVA1〜3話に、豪賢のトークショー・水木一郎ライブ、からのダイナミック対決シリーズ映画7部作。
楽しかったなー。みんなヤンヤの歓声だったけど、AM4時くらいには流石に客席みんなが疲れまくってたわ(笑)

東映まんがまつりの一本で、ヒーロー同士の○○対●●の先駆け。対と言っても両者は対決しない。あくまで共闘。
ダイナミックプロ同士のマルチバース。アベンジャーズやジャスティスリーグに匹敵する共演よ。
しかも最初にマジンガーとデビルマンって…方や悪魔だかね。

しかもテレビに先駆けて、新アイテムのジェットスクランダーのお披露目イベントもあるんだよ。攻めてるよなぁ。リアルタイムで観てたお子様はウハウハだったろうなぁ。

40分の短編なので話は単純。
始まってすぐミケーネ帝国の機械獣が襲ってくる。このシリーズはみんなそう。前振りとか一切なしで、いきなり敵。
機械獣を倒したらシレーヌが登場。アニメ版はデカイぜ。
ミケーネ帝国が悪魔と連携を組む。Dr.ヘルが悪魔と交渉だぜ。スゲーぜ。

不動明と兜甲児も初遭遇し共闘。出会い頭にバイクで競争するのだが、コレが一番の見どころ。これはもう面白いから見てくれ、としか言えない。

メディアミックスとしての映画をフルに活用してる。そういう試みの新しさこそ今作の真の評価では。
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