このレビューはネタバレを含みます
アマプラオリジナルのヘンテコなSFミステリー。
ある番組内の物語ですよという体で始まり、ただ話してるだけのシーンを長回しで5分以上撮ったり、画面が真っ暗なまま声だけする演出があったり、なんやかんやややこしい事しつつ最後は今どき珍しい位王道なUFOものでオトしたりととにかく色々変。
その変さが面白い方に働いてる部分とズレてて面白くねえなと感じてしまう部分がそれぞれあった。
会話がとにかく多すぎてタランティーノかウディ・アレンの映画かって位ずーーーーーっと誰かが話してる。んでそれが聞き漏らしちゃいけない大事な話なのか、そうでもない話なのかがよく分からず無駄に集中力がいる。
主人公二人の会話はまぁいいとして、メインとなる元軍人のおじさんと通話するシーン、息子がUFOにさらわれたおばあさんとの会話シーン、この2つがほぼ画面が意味を成していなくただただ会話を聞かされるだけなので、「これ映画としてやる意味あるか?」と思ってしまい、集中力のない自分には中々苦痛だった。
また後半は登場人物が終始怒鳴り散らかしていてそれもまたストレス。
雰囲気やなんかは好き。