超ええかげん批評

7500の超ええかげん批評のレビュー・感想・評価

7500(2019年製作の映画)
4.5
登場人物はわずか数人、舞台は狭いコクピットの中のみ。その中で状況が目まぐるしく変化し、怒声や物音が響きわたる凄まじい緊張感。
普段ニヤついた役柄の多いジョセフ・ゴードン=レヴィットだけど今作ではかなりシリアス。そのうえで、武器を持ったテロリストにはなす術もない一般人という役が妙にマッチしている。
事件後の哀しみや葛藤を想像させられるようなラストに言葉が出なかった。
隠れた名作だと思います。