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銃か、落書きか
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『銃か、落書きか』に投稿された感想・評価

mingo

mingoの感想・評価

3.7
現地のサハラーウィと連携しながら撮影を極秘で敢行し、西サハラのモロッコ占領地の実態を伝える希少なドキュメンタリー。52分なので情報量を整理するだけで終わるがジャーナリストの解説もありだいぶ助けられた。日本では報道されることもない西サハラ問題を知るための貴重な手がかりが凝縮されている。

ジャーナリスト岩崎有一さんトークメモ

西サハラは「よくわからない」というのをよく聞く。うまくまとめられたドキュメントで、95年にはじめて西サハラへ。2018年から力を入れて取材。

誰がサハラーウィなのか。遊牧の民。モーリタリアやアルジェリア、マリの人たちも含める。モロッコ占領地で出会ったサハラーウィ。キャンプで出会ったメラッファを纏った結婚式に参列する女性たち。

西サハラ地域に暮らし、アラブ語の方言ハッサニアを話し、遊牧民社会の慣習とともに暮らす人々。モロッコの支配下にあった記述はない。

複雑ではない領土問題。「スペインが依然、施政国」「モロッコの西サハラ領有を認める国はない」モロッコが力で支配。ポリサリオが住民代表。

解決策はすでに合意済み。住民投票の実施にはポリサリオ戦線とモロッコ双方が合意。住民投票は依然実施されないまま。

望ましくない入域者を遮断。
「西サハラに入るジャーナリストは潜伏しなければならない」
「情報封鎖を続けてきた。弾圧をかくすため」街中では私服警官が沢山いる。国連の関係者なんじゃないかとあからさまな質問をされ、そこで私服警官だとわかる。

弾圧が続く日常。
「最大の敵は人権団体」「人権活動を続ければ逮捕する」
「16年間監獄にいた」「逮捕、目隠し、手かせ」モロッコ政府に殺された人たちというポスターが貼られている。

煽られる憎悪。
「入植者を利用する。意図的につくる。」
ポリサリオはテロリストだて教育を受ける。むしろそれはモロッコ。

続く入植政策。
「入植を斡旋している。仕事や住居を与えて」94年時点では5万人だったが2014年に50万人。入植があったがゆえここまで増加した。サハラーウィを金で買う。

著しい格差。
「西サハラにはインフラがない。学校もない」「仕事がない」「モロッコという生き地獄」モロッコ人が占有している。

占領地から声を上げる。
「モロッコやスペインの正体をあぶりだすために」「地下から表舞台に上がる必要がある」「国際社会は気づかない。闘争が続いていることに」「非暴力の闘争」ネットを駆使して外部へ発信。サハラーウィとの賃金格差でデモをしている写真。

45年続く難民キャンプ。
「テントの中が全世界が第二世代」「40年間も難民として扱われることは恥ずかしい」「壁でデモ」「故郷を離れることも戦いの一環」

我慢も限界に。
力で奪われたものは力で取り返すしかない。戦争を再開する方がいい。

なぜ国際社会は放置し続けるのか。
豊かな資源、生産拠点(カンペールはモロッコで生産)、アフリカの蛇口、「得るものより失うものが多い」風力発電や太陽光など。

可視化する人を求めている。
みく

みくの感想・評価

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とてもよいドキュメンタリー。
西サハラ問題と、それに抵抗するサハラーウィたちの話。
イスラーム映画祭 2020.3.17