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ザ・コールの3のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・コール(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「伏線回収」も「どんでん返し」もあるけどそれが大筋ではないのがこの映画のいい所。
「ラストが読めない映画!」という宣伝文句よりは「超良質な復讐映画」がふさわしいんではないかと思う。

韓国映画の悪役ってTHE悪役顔でもないのに本当に気持ち悪いくらい悪役が似合っちゃうよね。今回の悪役もかなり絶妙。



主人公と悪役どっちが勝ったかについては、私は犯人の圧勝だと思ってる。主人公が反旗を翻すところも含め犯人がストーリーを作ったんではないか。
これまで記憶が変わらなかった主人公だったのに一緒に歩いてた母親が消えた時びくりともしなかったのはこの時点で犯人が主人公を利用しきった上で記憶を消す(過去をいじる)ことに成功してるからで。視聴者にわかりやすく勝ちを示すために最後の監禁シーンを入れたと思う。



ストーリーはすごく好みだけどキャスティングと映像は残念ながら好みではなかったのでその分を引いた点数を付けさせていただく。
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