Netflix。
むっちゃ面白い！
パク・シネ演じるソヨンの元に、過去からの電話がかかってくる。
20年の時を超えて仲良くなる、ソヨンと電話の相手のヨンスク。
ある時、ヨンスクの死の運命を知ったソヨンは彼女を救うのだが、ヨンスクの正体はとんでもないシリアルキラーだった。
この映画のタイムパラドックスは、「オーロラの彼方へ」方式。
つまり過去と未来は一直線で、世界線はなし。
過去を変えれば未来も変わる。
ソヨンは図らずも、罪を犯す前に死ぬはずだったシリアルキラーを生かしてしまった訳で、ここから20年の時差を挟んでソヨンvsヨンスクの対決がはじまる。
未来のソヨンは、過去に起こることを知っている。
一方過去のヨンスクは、未来を変えられる。
お互いに影響しあえるから、一本の電話を通して有利・不利の戦術を駆使するスリリングな攻防は、最後まで先を読ませない。
時間SFとしてのロジックは単純だが、実によく出来たスリラーだ。
イギリス映画のリメイクらしいけど、あらすじを読むとオリジナルとは設定がだいぶ違う。
今度観比べてみよう。
ブログ記事:
http://noraneko22.blog29.fc2.com/blog-entry-1396.html
