引っ越してきたおうちの固定電話から着信。電話先は過去へ繋がっており、過去と未来の対話が始まる。
「過去は変えられないけど、未来は変えられる」といった至極あたり前に反転が生じて「過去を変えれば、未来も変わる」というタイムパラッドクスストーリー。怖いのは過去の住人を現在の人間は、どうしようもできないということ。次々変わっていく未来に嘆くしかない恐怖は恐ろしい。
序盤からスマホを落としただけなのに、謝礼を望まれる伏線導入。大きすぎる謝礼は現在をより悪い状況へ変化させていく。今も未来も過去が変えさせてくれたことを忘れない方がいいかもしれませんね。
ラストはね。どういうことか一瞬わからんかったけど、理解しようとするほど心がざわざわする。怖かった。