MashO

君は永遠にそいつらより若いのMashOのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksの試写会で鑑賞。

前半は大学時代のあるあるといった感じでしたが、終盤に向かうにつれ徐々に重苦しい雰囲気になっていきます。
その転機は、タイトルでもある「君は永遠にそいつらより若い」を劇中で主役の堀貝が語る時です。

就職が決まり一見グダグダした大学生活を送っている堀貝ですが、児童福祉士を目指したきっかけからとても真面目な子なんだなと思いました。いつもガサツでとっ散らかってキチンと気持ちを伝えられないと自らを言う彼女ですが、きっと良い児童福祉士になるのだろうと思いました。
また、彼女がその職業を選んだ理由を聞かず逝った同級生、その理由を初めて聞いた猪乃木の痛みなど、若者も皆それぞれ悩みを抱えているのだと思います。
猪乃木は壮絶な過去を抱えおり、その常に影のある役を演じた小柄な奈緒は大柄で主役を演じた佐久間を凌ぐ存在感でした。
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