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デリート・ヒストリーのKUBOのレビュー・感想・評価

デリート・ヒストリー(2020年製作の映画)
2.8
これがベルリン国際映画祭の銀熊賞ですか。私は好きになれなかったな〜。

私はだらしない人間を見ているのが大嫌い。

SNSやインターネットの時代に対するアイロニーなんだろうけど、一生懸命働いてる人がそういう時代に報われないってんなら心に響くんだろうけど、まともな理由がある人は、娘がいじめられてる動画がアップされたお父さんだけ。

後は、働かず酒ばかり飲んだあげくの自業自得だったり、いい加減にしか働いてないのに楽して評価上げようとか、全然共感できない。だってコイツら楽して生きようとしかしてないし。

コメディなんだろうけど、「TVドラマ見てて放射能漏れに気がつかなかった」ってジョークは日本人には笑えない。

スマホを捨てて糸電話にしたり、この時代について来れない人間を絶滅したドードーに例えてみたり、まあコンペ作品としての目の付け所は良いかもしれないけど、いかんせん、主人公たち3人の誰にも共感できないし、Facebook を悪者にする前に「まともに働け」とか思いました。
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