Tetsu

セイント・フランシスのTetsuのレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
4.8
僕は男性であり、女性特有の悩みにどうしたって共感し切れない部分はあり、でもだからこそ知る必要があると思っていて。

ただ、フェミニズム的な映画は立場が偏りすぎてる時があってそういうのはどうも好きになれず。

セイントフランシスはその点、とてもバランスが良かった。
一見重くなってしまうシーンも、フランシスの魅力もあってか良い意味でラフに観れる。
「春が来て冬が来ました。終わり」「おもちゃ一つ壊す」もう一度観よう(笑)
嫌な奴役も、そのテーマについて描くために一時現れる程度。

いやぁ、素敵な映画に出会ってしまった。
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