Tetsu

ブルーイマジンのTetsuのレビュー・感想・評価

ブルーイマジン(2024年製作の映画)
3.9
俺たちの時代は〜とか、
男は〜女は〜とか、
語ってしまう人は生物的に環境の変化に対応できていないのだろうけど、環境変化に対応出来ない人たちがそのまま生きていける為に悪用される権力。

「立場の弱い人がどう感じるか想像する力はありますか?」
世の権力をもつ人すべてに問いかけたいなぁ。
権力を持ってしまう立場で真っ当に悩む人もたくさんいるけど、それはまた別問題として。

一方で、被害者側にも責任はないのか?
パパ活を結果繰り返し受ける登場人物。直接的な"責任"でいえば加害者側にあるだろうとは思うけれど、自らその環境に繰り返し入り込んでしまうのは社会の環境や被害者側の依存性やら、加害者側のみへのアプローチでは解決解消するのには不十分なのだろうなぁと感じた。

男、絶対悪!!ではなく、悪意ある権利が悪という部分、この問題を本気で解決したい、世の中に伝えていきたいという気持ちの現れではないだろうか。
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