松タケ子

セイント・フランシスの松タケ子のレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
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堕胎を描いた映画はいっぱい見たが、これは堕胎より生理の映画だった。生理来たり子供できたり堕ろしたり生んだり不正出血したり尿もれしたり、女の体が子供をつくるための働きをするせいで女はかなり頻繁にしんどい。彼女の34歳のモヤモヤや不安や怒りは自分にもあった。自分が女であるということから来る辛さや焦りも。モヤモヤに対する答えはないから、この映画も特に答えを出さない。いい映画だったな。
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