- タケミチくんは、タケミチくんだよ
強さとはなにか？
ふんぞりかえっているヤンキーに立ち向かう
暴力という強さでもなく
武器を使う卑怯さでもなく
1人の人間として
己の弱さも全て含めて、立ち向かう
それこそが真の「強さ」だ
だから泣き虫のヒーロー、タケミチはかっこいい
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原作ファンでこれに文句言う人はいないのでは？というクオリティの快作
愛すべきバカたちがスクリーンに存在し、実写化することで実在感を増した彼らの物語に、その帰結を知っているのにジーンとした
とにかくキャスティングの勝利という側面は大きい
マイキーをできるのは吉沢亮しかいない
あの「人ならざるもの」感は、吉沢亮が元来持っているものであり、それにガチッとハマる
ドラケン、アッくん、ヒナもお見事
そして北村匠海がこの泣き虫ヒーローをやるのもいい
ディストラクションベイビーズ、アンダードッグと北村匠海は、案外イキリヤンキーが似合う
タケミチのヒーロー性の本質(弱さ=強さ)を表現できる北村匠海という俳優が、この世代のトップランナーである理由がよくわかる
明らかに続編を意識したつくりであり、千冬、場地くん、タケトラがどうスクリーンに息づくのかとても楽しみ
