コミュニケーション下手な塾講師と、経験がないのに恋愛雑学が得意な教え子。
講師が結婚のため、教え子に恋愛を指南してもらう。
会話のテンポが非常によく、どうしたら上手く行くのかという視点のズレが、お互い違っていてそこが笑える。
そもそもが普通というのは誰にとってなのかであり、他人と比べてしまう習性の小ささを実感させられる。
それにしてもこれ恋愛映画でもなければ、青春ものでもないし、ジャンルに絞れないのも魅力なのかも。
成田凌と清原果耶の2人の掛け合いが楽しく、結局のところ成就することだけがハッピーエンドではない。
そういうあっけらかんとした終わり方も好きだ。