好みドンピシャ邦画
素材はいいけどコミュ力ゼロの理系男子が
経験なしの頭でっかち自称恋愛マスターJKにアドバイスをもらって恋愛しようとする話
変わってる、喋らなければ、服が奇抜、ロン毛なの辞めればモテるのにと言われ続けてなんでそれで誰かに迷惑かけてるわけでもないのにいわゆるまともに矯正されるの
自分が自分であろうとした時に自分を魅力的だと思ってくれる人はいないのと疑問に感じていた自分にすごいしっくる内容だった
数が増え、より多くが幸せになれるように作られた社会、法律において記号としてみられることは仕方がない
だけどそれが日常生活の周りの環境という限定的な狭い空間で行われるのはおかしいと思う
体裁を取り繕い、それが普通となり大多数の社会の意見として同調圧力となる
物事は立体的で視点によって様々な面が見えるのに誰かの噂や、大多数の普通という視点で見えた平面で人を決めつける
そんなものの見方楽しい?
多様性という言葉が無闇に多用される現代社会で遺伝子、育ってきた環境が違えば全員違うのは当たり前
そんな言葉ひとつで片付けることがどれだけ暴力的か
みんな違ってみんないいとは別に思わない
ただみんな違うというだけ
だからまともという同調圧力の風になんかまけずてめえの行きたい方向へてめえでオールこげよと
でもそれだけではダメだぞと思わせてくれるあのキャラが魅力的でした
匙加減が絶妙です
お互いを知ってからじっくり育んでいくんだっていう終わり方も好きです
めちゃくちゃ好きですねこの映画
ただモテたいけどありのままの自分見ろよって何もしないのは違うよね
だってこの映画成田凌だよ
そんなイケメンでも努力してんだもんね