予告編とキャッチコピーに惹かれて観た。
起伏なく単調にナレーションが進んでいくから、ながら見してると話がよく分からなくなる。
ただぽやーっと観てると、ある時からスポメニックの情景に自然とストーリーが感じられた。
人々の分断についてナレーションが語れば、ポツポツと点在するブロックが孤独な背中に見えたりする。
今は亡き作曲家の掴みどころのない音楽が孤独な気持ちを助長する。
このナレーションとスポメニックと音楽の奇妙な調和は心地が良かった。
映像も音楽もmonument valleyの世界を彷彿とさせた。