はい

ペルシャン・レッスン 戦場の教室のはいのレビュー・感想・評価

4.0
これから犠牲になる人々の名前によって主人公は救われる。600万人の犠牲者の1人1人に名前があったことを報告するシーンは忘れ難い。

人間は、
虐殺の隣で恋愛することができ、
飢えの隣で肉魚を選ぶことができ、
人間活動の全てを剥奪された者達の隣で性器の大きさで盛り上がれる。
本作は、そのあまりの忌々しさで埋め尽くされたホロコーストに関する新たな報告書である。
はい

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