K

ペルシャン・レッスン 戦場の教室のKのレビュー・感想・評価

3.7
WWⅡ中のフランスでナチス親衛隊に捕まったユダヤ人の青年の、1つしかないサンドイッチを隣人に分け与えた優しさが、偶然にも1つの嘘に繋がり、偶然にも彼の命をつなぎ留めることになり、その嘘が膨大な重要な情報へと昇華されていく。

しかし、嘘のペルシャ語レッスンのシーンは大尉があまりに真剣なのでついつい笑っちゃいました。笑

人は追い詰められたとき、飛んでもない能力を発揮するのかもしれないです。しかし、私利私欲だけだったらこうはいかなかったような危機が何度もあった中で、彼の優しさが、そのいくつもの危機を乗り越えられるように運命を動かしていった、そんな飲条を受けました。

ラストの表情がもうすべてを物語っている。
K

K