ペルシャン・レッスン 戦場の教室のmaのネタバレレビュー・内容・結末

コッホ大尉良い奴かと思っちゃうけど、結局当たり前にジルとは分かり合えないよな。兵士よりジルの方が顔も名前も覚えられてるの皮肉すぎる。
名簿から単語思いついたり、ところどころフッっと笑ってしまうようなところもあるけど日常に死や虐殺が当然のように存在していて落差がえぐい。
イタリア人が強制労働して嘘をついた自分を責める感じ、戦争で生き残った人が自責の念に駆られるそれを見せつけられた。
囚人の名前から名付けた単語に対して「美しい」と言ったり、最初の計画通り2840人分の名前が詰まった2840単語覚えて、あのラストはなんとも言えない気持ちになりました。