このレビューはネタバレを含みます
豚に感情移入?してしまう初めての体験
豚といえばほしよりこの短編「僕とポーク」が大好きなんだけど、この映画は徹底的に豚の親子を映したまさに究極のドキュメンタリーだ
ナレーションもBGMもなく、僕達は豚の仕草や鳴き声、表情を見て思いを馳せるしかない
特にラストの長回しは秀逸
独りになった親豚が動揺し、次第に日常に戻っていくように見えた
でも、人によって受け取り方は違うんだろうなと
雨のシーンも好きだった
撮影をどうしているのかも気になった
ドローンも使っているんだろうか(環境音の中にハエとは違いそうなブーンという音が聞こえて、もしかしたらドローンのローター音なのかな?というシーンも)
あの距離で撮影して豚がこちらを気にしている様子がほぼなく、撮影者の存在を感じさせなかった