まいこ

砕け散るところを見せてあげるのまいこのレビュー・感想・評価

2.0
平凡な日々を送る高校生の濱田清澄は、ある日、学年一の嫌われ者と呼ばれる孤独な少女・蔵本玻璃に出会う。正義感の強い清澄は玻璃に救いの手を差し伸べ、玻璃はそんな清澄に対して徐々に心を開いていく。しかし、玻璃には誰にも言えない秘密があった。その秘密に気づき始めた清澄に、恐るべき危険が迫り……。原作未読、鑑賞後解説読了。

キャスティングが神。役者の皆様方の演技が好き。そして大志くんは学生服がお似合いですね。堤真一の役のハマり具合が素晴らしい。

本編通して言いたいこともやりたいことも伝わるけれど、ヒロインの玻璃のキャラが見ていてしんどい。勘弁して欲しい。あといきなり喚いて教員が誰1人飛んでこないの笑うしかないでしょ。物語の展開だったり、言葉回しがラノベというか、2次元的なのは原作がそうだから?ワンシーンが長くダレるので途中から飽きてしまった。対照的に後半の怒涛の巻き返しは結局、好意故なのですね、と残念な気持ち。
作品の魅力の一つが叙述トリックというのを知りなんとな〜く納得したものの、「そっかあ」で終わった私には合わないタイプの作品。「インターステラー」と言われてもだね……。
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