1ミリたりとも夏らしい事なんてしなかった今年の夏を9月の初めにこの映画を観ることで締められた気がしてすんごい良かった。熱い期待を胸に、向かうヴァカンス。崩れる希望。厄介な道連れ。予期せぬ行き止まり。それでもヴァカンスは、ほんのささやかな幸せを連れてくる。子犬マッチョと優しき子守と子猫声楽隊の友情が築かれる様がほんとたまらなかった。いつもはユーロが渋谷になきゃ良いのにと思うけれど、今日は帰り道の渋谷の人達を映画のアイツらを思い出していつもより好きになれた(ような気がした)から、ほんと良い映画だったんだと思う。勿論、Harlem River聴いて帰ります。
