色使いが可愛いフランス映画！
フェリックスが一応主人公だったけど、彼とアルマの恋はくだらない茶番で、
この映画の本当の中心はシェリフの恋なのかなと。シェリフと人妻（この人が超〜〜美人！！）のひと夏の儚い恋。ポスターの写真もそうだし。エンディングは、あ、これで終わりなんだって少しびっくりしたけど、こういう映画の作り方もあるんだな、いいなと思えた。面白かった。特別な出来事は起こらないけど、少しずつ心を開いていくお坊ちゃんエドワールと2人の友情、知らない町での人々の息吹、がすごく美しく描かれていたと思う。
人生を諦めた様なヤク中お兄さんが、シェリフ達ふたりが最後の夜のパーティに行く間にベビーシッターをした後、「良い夜だったよ、寝顔を見てると落ち着くんだ」って、珍しく赤ちゃんと過ごしたその束の間の時間だけで、こんなに表情を明るくして帰っていったのが、一番印象に残ったシーンだった。
