天使の様に可愛い7歳のサシャ。
2歳になる頃から自分は女の子と言っていた。
そんな小さなサシャに冷たい世間や学校などと家族は闘っていく。
小さなトランスジェンダーのサシャとその家族が理不尽な世間と闘うドキュメンタリー。
彼女を支える家族が本当に素晴らしい。
愛に満ち溢れている。
サシャの姉や兄もサシャ個性を認め見守る。
ずっとずっと辛い思いをしてきたサシャ。
やっと自分を認め、助けてくれる家族以外の人と出会えた。
その時サシャの目には溢れそうな涙が。
そして声を出して泣く事が出来た。
私も一緒に涙がこぼれ落ちた。
学校の校長や先生、バレエ教室の先生など悪意に満ちた扱い。
本当に許せない。
これから先も辛い事がたくさんあるだろう。
でもこの強くて愛溢れる家族がいたら大丈夫と思える。
とても貴重なドキュメンタリー映画だった。
セバスチャン・リフシッツ監督作品