かなり前に観たもの。
サシャ、小さな女の子。
愛らしい瞳にいっぱい涙が溢れてしまうほどの思いを、そんな歳でしているなんて…もちろん家族が一生懸命傷つかないように守るけれど、あんな小さな頃から外と戦わなくてはならない世界にサシャは生きている。社会は彼女に自然に接することを求められているだけなのに、なんだかサシャの周囲の世界は大袈裟というか、複雑に考えすぎじゃない？と思った。
自我の確立しきっていないような2歳から自分を女性と認識しているっていうのが少々不思議だなあとは思うのだけれど、彼女はゆっくり着実に、その自我とともに成長していく。この歳からホルモン治療の話が出るあたり、フランスらしいというか…
彼女への接し方含め、ドクターがすごく良かったと思う。
