<世界が知るべき事実>
英語バージョンを鑑賞。このドキュメンタリーを見ていなかったら、チェチェンで起きている無残な迫害の事実を知らなかったと思うとゾッとする。性的少数者が虐待され殺害される現状を国の首長が容認している、というよりむしろ主導している事実は世界中が知って声をあげるべきだと思う。
特に印象深かったのは、ディープフェイクが使用され、取材対象者の身元が完全に特定不能にされていること。ディープフェイクはおもちゃの様に使われる印象があったので、新鮮だった。
使用されている顔は全くのフェイクではなく、アメリカのLGBTQ団体のメンバーが協力したい、自分の顔をぜひ使用して欲しいと名乗りをあげたというのも興味深い。ぜひ一人でも多くの人に見て欲しい作品。