しょうちゃん

大怪獣のあとしまつのしょうちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

物語ではヒーローが怪獣を倒すところまでしか見せないけど、実際は怪獣の後始末をする地味な裏方作業があるよね系映画だと思って、1年前からワクワクして待ってた。
だけど物語序盤から始まったのは、政治家の縦割り行政による責任の押し付け合いとかお下劣で笑えない下ネタとかステレオタイプで古臭い権力批判...。特務から仕事奪った国防が冷凍作戦だ!ってときに特務側がそんなんじゃうまくいかない!とか言ってるけど、ここまで権力批判に終始していて、特務が行った解体業務ってのが2シーンくらい?破裂しそうな腫れ物潰してうわぁみたいなのだけだから、お前らなんもしてへんやんってなる。
あまね夫妻のW不倫も何やりたかったんだか?特務時代のアラタとユキノについて説明何もないからユキノの何で2年も空白ある人のこと好きになっちゃうんだろ?も知らねーよwwって感情しかわかない。
映像も酷かったなー。前に見たズーンビレベルのお粗末CG。明らかにCGだとわかるから没入できない。
そして、なんと言ってもラストが酷い。そこまで怪獣ガスを成層圏まで逃がすとか、色々やってたのに、急にアラタがスーパーヒーローになって怪獣宇宙まで運ぶとかいうウルトラCのちゃぶ台返し解決法。最初からそれやれよ...
エンドロールで流れる文化芸術振興費補助金。あんだけ権力批判してて、金だけ貰うんかーい。やってること映画の中でイジってた某国とおなじやーん。
人生ワーストかもしれん...

あ、西田敏行の後継でコメディ俳優だと思ってた濵田岳が渋〜い演技してたの良かったです。
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