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日本侠客伝 関東篇のMiYAのレビュー・感想・評価

日本侠客伝 関東篇(1965年製作の映画)
3.6
シリーズ3作目。なかなか見どころに富んだ作品でした。

魚河岸という舞台が活気があって良いし、妨害に負けずに老舗の店を守る可憐な姉妹(南田洋子と藤純子)が魅力的。そして苦境に陥った彼女たちを助けるために戦う男たちは、高倉健、鶴田浩二は勿論、大木実、長門裕之、丹波哲郎、北島三郎といった面子(とりわけ大木実がかっこいい)。そして、敵側には山本麟一が控える。多士済々です。

クライマックスは、高倉健が単身で斬り込むという定型を崩し、集団による乱闘となります。その中で鶴田浩二、丹波哲郎が見せ場を作ります。

例によって高倉健と鶴田浩二がしょっ引かれ、それを南田洋子と藤純子が見送るラストシーンも麗しい。

BS12にて。
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