このレビューはネタバレを含みます
もしも、家族が加害者だったらどうやって生き抜くのだろう。誰もが目を背けてしまうような題材に真正面から向き合った作品かと思った。そしたら最後、被害者で終わった。そりゃ悲しいし悔しいよ。でも、当事者でない以上、それまでだなあ。視聴者の同情を煽って、泣かせようとしてる魂胆が丸見えでキツい。
もし加害者だったらどうしてた?同じ結末にはなってないでしょ?
見たくないものを見せてくれると思った。もしも、大切に育ててきた子どもが誰かを殺めてしまったとしたら、残された家族はどう生きるのか、手を取り合うのか、バラバラになるのか、すごく勝手だけど、挑戦的な映画だと思った。勝手に期待したのが悪いけど、時間返せ。