望みのおむうのネタバレレビュー・内容・結末

失踪した息子は殺人事件の加害者なのか被害者なのか。
父と母と妹、三者三様の視点で苦悩が描かれた物語。
息子をとにかく信じたいが自分が築き上げた社会的地位や家族の空気を壊したくない父、加害者でもなんでも生きてさえいてくれればいい母、これからの自分の人生を憂う妹。
それぞれの想いがリアルで誰の気持ちもわかるからこそ、窮屈な気持ちに感情移入してしまいました。
父が息子の部屋で小刀を発見して被害者な葬式に向かうところから涙がほろり。
(納得出来るバットエンドなら好きな人間なので)最後は綺麗にまとまりすぎな感はありますが、これでいいんでしょう。
ちょくちょく見ますけど清原果耶さんめっちゃ可愛いですね……。